今日のことのは
「あるがままに受け入れる」 僕の大好きな人が言った大好きな言葉。 エネルギーをいっぱい必要とする作業だけど、 これから得られるものは半端じゃなく大きい。 音楽は常に生きていて、音がかなで始められたその瞬間に、演奏者の手から離れ自由に飛び回る。 そしてその自由に飛び回っている音を耳にした演奏者とリスナーは半端じゃなく幸せになる。 言葉でもなく、説明でもなく、単純に目の前で存在している何かを そのまんま受け入れる事でこんなに幸せな気持ちになれる筈なのに、 わざわざ歴史を逆戻りさせてまで人を傷つける人間が未だ存在することに 計り知れない悲しさを感じてしまうのは当然だろう。
小曽根真 the trio「Reborn」解説書より。